植木理恵さんの講演

高知県宅建協会、全国宅建業保証協会高知本部主催の
明海大学不動産学部学部長中城康彦さんと
「ホンマでっか!?TV 」に出演している植木理恵さんの講演を聞きました。
中城さんは「災害と不動産~災害を通じて考えるくらしの基盤~」、
植木さんのチラシのタイトルは「仕事で活かせる心理学」でしたが、
本当は「心のかたちと動かし方」でした。

植木さんは「気質」に時間を割いて話してくれました。

心の構造は4層構造になっていて、
中心が「気質」、その外に「環境性格」、「社会的性格」、一番外に「役割性格」があるそうで、
遺伝子DNA配列で決まられているそうです。
だから、気質を努力して変えようとしても無駄、それを伸ばす方が良いそうです。

気質とは、「内向的」「外交的」と「情緒安定型」「情緒不安定型」の2種類あるそうです。
会場で挙手によりアンケートを取りましたが、すべて半々になりました。

知り合いが入院した場合、病院へ見舞いに行くか?行かないか?
どうしたんだろうと気になって行くタイプが内向的、
相手の事を思って行かないタイプが外交的だそうです。

今日中に片づけたいことがあって終わらなかった場合、夜遅くなったから寝てしまう人が情緒安定型、
朝まで起きてやってしまう人が情緒不安定型だそうです。
白黒決着をつけたい人が情緒不安定型だそうで、「ホンマでっか!?TV 」の講師や評論家はみんなこのタイプで、
何時間も議論をしていて、放送されるのはその一部だそうです。

そして、この4つの組合わせで気質ができているそうです。

内向的、情緒安定…カームcalmタイプ
内向的、情緒不安定型…エキセントリックeccentric、変り者タイプ
外交的、情緒安定…ディレクターdirectorタイプ、リーダータイプ
外交的、情緒不安定型…ブラックリストblacklistタイプ、冒険者タイプ

企業のグループや学校の学級の中にB、C、D、Eの4つのタイプが一緒にいると、
個性を発揮しやすくて、うまくいくそうです。
遺伝で決まっていることなので、「内向的」を「外交的」に変えることはできなくて、伸ばしてやることが重要だそうです。
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